人を消す事が出来る機械が開発された日



楽しい。





楽しい!








楽しい!!!







ただ動かされただけの世界の終わりに彼らはきっと動じないだろう。

心を失ったのはいつからか。



ただわかるのは
気持ち悪ささえ感じるほどのこの快感。





最期に忘れかけた笑みをこぼす。



































そして僕は死んだ。









全ての人々が死んだのと同じように





僕も死んだ。
















全ての人々が死ぬというのはそういう事で。



ひとり
残される命は望まない。





終わらせたかったんだ……。

< 8 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop