あ~ぁ。

じゃあ、今日何も出来ないじゃんかよ……。

晴香が居ないときって、女子1人だから、どうしても寂しいんだよなぁ…。



ハァ~、と大きなため息をついた私に気付いた聖也が、



「部室の掃除でもしてれば?」



と声をかけてくれた。



あぁ、聖也サンキューだぜ♪



「うんっ!」



満面の笑みを送ってあげたら、



「きしょいから」



そう言って、部室から出て行ってしまった。



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