花月学園モデル科

「はじめまして田井中絵里。俳優科なの。ねぇ、あなた内部進学じゃないよね?」

「うん、そうだよ」

と優姫が答える。

「やっぱりかぁ見ない顔だと思った。事務所はどこなの?」

と優姫は聞かれて戸惑う。それもそのはず、優姫は芸能活動をしたことなどないのだから事務所に当然入っていなかった。

「入ってないんだけど・・」

優姫はとりあえずそう答えた。

「そっかぁ、じゃぁ個人宛で招待券もらったでしょ?。スカウト入学かぁすごいね。そうだ名前聞いてなかったね。」

「佐藤優姫。よろしくね。」

「うんよろしく。ホール行こ」

「うん」

と言って2人は一緒にホールに向かった。