‐あおい‐




「・・・・・・?・・・冗談じゃねぇよ」





ふざけんな!


そう心で相原は怒鳴る.


こんなのがこの世の光景でたまるもんか!




相原は恐怖.というよりも、違和感を感じられずにいられなかった.








「・・・・・・」

相原は眉間に皺を寄せ、ガイレンピアへと歩んでゆく.




「上等だ・・・コラ」






機関銃を構えながら、堅い表情で走り出した.




「あ・・・あ゛ア゙ア」



ガイレンピア達は歓迎するかのように、ケタケタを笑い始める.


(お前も堕としてやるよ)


僅かな思考でそう企みながら.
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