‐あおい‐



物語の終止符を打つ天国か、はたまた自分を死においやる地獄が待っているのか.





「・・・面白い」



ロイは覚悟を決め、列車に乗り込む.

カツ・・・

もちろん誰もいない空間に、ロイは気分を高揚させる.



俺が、終わらしてやる




まるでヒーローになったような気分になるが、そんなつもりはないと自分を正当化させる.
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