‐あおい‐



「・・・さて」



ロイは颯爽と客席から運転席へと向かう.

少しレトロな作りの列車は歩くたびに

ギィ・・・ギィ・・・


と、不快な音をたてた.




小さく作られた運転席に入るとすぐさまロイは座席へと座った.





「えっと・・・こうかな?」
ギィ・・・・・・ガタガタ

列車の運転なんてものは意外と簡単なもので、なんとなく弄るくらいで本当に簡単に列車は動き始めた.
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