‐あおい‐



ここまでか・・・ 静かに呟くと、ロイはもたれかかる背中から崩れ落ちた



地べたに座り込む自分の体に、列車の衝撃が直に伝わる

ビリビリと電気のようなものが全身に走った



ああ、やっぱり死ぬの怖い.



言っても仕方がないと思っていた言葉が自然と吐き出た


それと同時に、ロイの体にはまた違う衝撃が伝わる

なんだ・・・・・・これは?
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