‐あおい‐
もうただの屍になってしまった親友の朋樹を置き去りにして進む.
一歩、また一歩と進めてゆくたびに視界に入る見知った生徒たち.
みんな、変わり果てた姿.
性別もわからなくなっている者もいる.
そこらじゅうに転がる肉片.
ああ・・・これはどこの部分なのだろう
なぜ自分だけ?・・・
もう自分以外の生きている人なんていないんじゃないだろうか
そんな考えが浮かんでしまう.
もう、涙もでない.
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