‐あおい‐
「わ・・・・・・私の作戦は完璧だったはず・・・・・・・・・なのになんで!?」
苦し紛れに頭を抱え込み、ガイレンピアを覗くようにしゃがみこむ.
生気を完全に失い、ガイレンピアたちは白目を剥いていた.
まるで『真実の人生の終焉』かのように.
人間としての機能を失い、ガイレンピアとしての機能を失った彼ら.
「・・・・・・まさか!グレンピア・・・!」
赤坂はもしやと立ち上がる.
空高く刻まれた割れ目
そこから生まれる巨大な植物のような生き物、グレンピア.
すべては奴の仕業なのかもしれない、と.