‐あおい‐
次の瞬間―――――

シュン....

森田は右ポケットから突っ込んでいた手を素早く突き出す...


両手で構えられた六連式拳銃はしっかりと握られていた.




「・・・・・・・・・・・・!」


赤坂はぴくりと体を動かし、ほんの一歩後ろへと足を引く.



「はいはーい、動くんじゃねぇぞ」


赤坂の胸へと狙いを定め、目を細める



「わりぃな.俺は根っからの悪人なんだ」
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