‐あおい‐
「どうする・・・!?」
「あれに、触れたら・・・やばいだろうな」
相原は特に覚悟を決めるわけでもなく、ただ液体を見つめていた.
正体なんてわかる気がしない
わかるわけない.
でも触れてはいけないという危険信号は鳴る.
勝手な思いこみか?これに触れても・・・もしかしたら
いや、確実に・・・危ないものだろう
・・・確実に
自分たちはどうなるのか
はっきり言えば、もう先の未来は見えている
せめてもの願いといえば、その思い描いたシナリオ通りにはならないでほしい...