‐あおい‐
【66.殺人】
「・・・・・・もう嫌だ」
相原は呟く.
目の前の現実が、とてつもなく嫌いになった.
はやく、本土へ帰りたい.
当たり前の土を踏みたい.
暖かい布団で眠りたい.
もう前が見えなくなって、わけがわからなくなっていた.
自分が自衛隊?嘘だろ.
気づいた時にはもう、抱えた銃の引き金をひいていた.
「うわぁぁ!!ああああああああああああ!!」
ババババババババっ!!
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【66.殺人】