‐あおい‐
【73.棄て置いた光、動かない世界】
「あぁん・・・・・・」
鳴海真希にはたくさんのガイレンピアが群がり、彼らは意志を持ったかのように、真希の非魅力的な体を貪っていた.
痩せすぎた体には、乳房さえ形成されず、浮き出ている湿疹が更に痛々しい.
ガイレンピアと真希の体が一定のリズムで小刻みに動き、そのたび真希にだけ快感をもたらす.
もっと、もっと、わたしを・・・・・・・・・
もう彼女は何度も光る空を見向きもせず、ただただひたすらに快楽に溺れていた...
「・・・はぁ・・・・・・・・・・・・あぁぁ!」