夢戦士
-冬美side-



眩しい光に、思わず目を瞑ると、声が聞こえた。



[―…戦え、夢から生まれた戦士よ。



そなたは、選ばれた戦士なり…―]



「選ばれた、戦士…?」



「何が?」



1人しかいなかった場所に、突如問いかけられた声。



驚いて、目を開けるとそこには、恋していた男の子。



「ビックリしたぁ…。テレポートに失敗したの?」



そう言いながら、私を優しく立たせた。



「テ、テレポート?」



そう私が更に問いかけると、険しげな顔をした。



「テレポートを知らないのか?」



素直にこっくりと頷いた。
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