3人の想い
美雪先輩はそんな私を見ながら微笑んだ。
「そうなの。じゃあずっと、相思相愛だったのね」
「ええ。
でも、今日、俺、真奈美をすごい危ない目にあわせてしまって。
なんとか大事には至らずに済みましたけど、あの時、自分にとって真奈美がいかに大切な存在かっていうのを思い知りました。
この子を俺が守りたいって」
カンジ先輩は、恥ずかしそうにそう言ってグラスを傾けた。
守りたいだなんて、カンジ先輩、嬉しいよ。
私は涙が出そうになってきた。
「それに、そのあと、中級コースを一緒にすべったんですけど、すごく楽しくて。
買い物の時もそう思ったんですけど、俺、真奈美と一緒だとすごく自分らしくいられるなあって。
飲み会の時とかは、結構『よしやるぞ』って気合入れて盛り上げるんですけど、
真奈美のことは、無理にテンションあげなくても、心から笑わせてやりたいって思うし」
「そうなの。じゃあずっと、相思相愛だったのね」
「ええ。
でも、今日、俺、真奈美をすごい危ない目にあわせてしまって。
なんとか大事には至らずに済みましたけど、あの時、自分にとって真奈美がいかに大切な存在かっていうのを思い知りました。
この子を俺が守りたいって」
カンジ先輩は、恥ずかしそうにそう言ってグラスを傾けた。
守りたいだなんて、カンジ先輩、嬉しいよ。
私は涙が出そうになってきた。
「それに、そのあと、中級コースを一緒にすべったんですけど、すごく楽しくて。
買い物の時もそう思ったんですけど、俺、真奈美と一緒だとすごく自分らしくいられるなあって。
飲み会の時とかは、結構『よしやるぞ』って気合入れて盛り上げるんですけど、
真奈美のことは、無理にテンションあげなくても、心から笑わせてやりたいって思うし」