タイムオーバー☆
10分程歩くと
空港のフェンス沿いの道に

飛行機が真上を通過するスリル満点のスポットに着いた…



ここはあいつと来たことがあったけど

以前来た時は昼間だったから同じ場所でも
全然違ってみえた




「きたで」


勝くんが飛行機が来たことを教えてくれた


ゴォーっと大きなエンジン音を立てて
飛行機が頭上を通過していった


キャー


\^o^/

めっちゃスリル満点


まわりの人達も
テンション上がり気味♪


何台も着陸するのを待って
頭上を通過する飛行機に興奮した



ピピッ

携帯が鳴った


→『もう9時やし帰ってきて!
私は寝てるから
明日行くね♪バイバイ』



←『はーい。帰ります
では明日♪』




「お母さんが帰っておいでって
しかも、もう寝るって早いよね(笑)」


「いつも僕より早く寝てるよ」

勝くんが言った


「ホントに?」


中条さんはいつ
日報を書いてんだろう?
私なんて12時より早く寝たことないのに…
要領の違いかな〜



「帰ろっか」



「うん」


ゴォ−


きたぁ〜

このスリルがたまらない


また空を見上げた

「ねえ〜あの飛行機は何で降りて来ないの?」


何回か空港近くで旋回してる


「風が強いか
滑走路の都合で
着陸待ちしてんねん」

彼氏くんが教えてくれた

「へ〜知らなかった」



帰り道
4人でコンビニに寄ってアイスを買った♪


「ありがと」


「いただくっす」


「ありがとう」


「どういたしまして」

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