タイムオーバー☆
空を見上げると

亜里沙の刺々しい言葉が脳裏をよぎった…


友達と思ってたのは
私だけだったとか…

永久のことも
あんなに親身になって
相談に乗ってくれたのに

本当は心の中で
笑ってたんやわ

…(ノ><)ノ ウー



せっかく
コウイチの隣で
穏やかな気持ちに戻ったのに

悔しくて…

悔しくて…




やだっ!

涙が…


コウイチに気づかれないように
空を見てたけど
頬をポロポロと涙がつたう






うつむいた瞬間


嘘っ




彼は私を包んだ…






心臓が壊れるくらい
ドキドキしてる…



ハァ〜と
一呼吸して
私は彼の腕を解いた

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