タイムオーバー☆
初めは気のりしなかったのに
洋服選びからメイクまで
結構頑張ってる自分に
びっくり(笑)

「カツヒロ出かけてくるね」


「うん・・・って疲れて寝てたんとちゃうん?!」

カツヒロは心配そうに
部屋からちょこんと顔を出した

「わっ?」


「何?」


「タクヤくんかわいいし」


「当たり前やん(笑)アハハ」

カツヒロと冗談を言って噴出す


「いってらっしゃい」


「いってきます」


階段を下りると携帯が鳴った





『もしもし』



『吉村です。学校の近くまで来たんやけど
家って近く?』


『あっ、
そのまま直進して
横断歩道を越したとこで
待ってます』


『OK!』


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