タイムオーバー☆
『ごめん…』


『いえ、私こそ…
ただ
変な誤解だけはして欲しくなくて』


『ちょっと安心した』


『えっ!?』


『仕事上の関係じゃなく
高村さんの本音を聞けたから』


感情をストレートに
伝える彼に
嬉しさと裏腹にどう接していいか戸惑った

…(^-^;



しばらく無言のまま
景色が流れた



『ここの生パスタ
美味いんだ!』


運転席の彼が
ちらっと私を見た


『食べたい(笑)』


この会話で
さっきの嫌な空気は
どっかへ飛んでった


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