タイムオーバー☆
コウイチは部屋を見渡し
手に下げた買い物袋を差し出した



「派手に散らかしたな(笑)

タクヤは納豆しか食ってないだろ?
はい〜これ差し入れ」


「わぁ〜ありがとう。
めっちゃ嬉しい」


クンクンと匂いをかぐと
タコ焼きだとすぐにわかった


「一緒に食べよ」


「俺は会社で食べてきたから
タクヤが食べ」


「うん」


私は慌てて散らかしたテーブル周りを片付けた



「何かの企画?」



「来週からお菓子フェアーが始まるから他社と場所の取り合いやねん」



「タクヤの腕の見せ所やな」


「任せなさい」

…(^^ゞ


書類をかき集めて
なんとか整頓した。


「いただきま〜す」



「どうぞ」



「おいし〜
コウイチも1個食べ」




「じゃあもらおっか」


あーん

コウイチの口にタコ焼きを入れてあげた


「うめぇ」


ワイワイ言いながら
2人でビールを飲んだ
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