タイムオーバー☆
「タクヤ…
それは未練タラタラやん」


「だって
アイツと週2で
会うんだもん」

…(>_<)


「同じ職場?」


「巡回する店舗の
担当者やから
嫌でも顔を合わすねん」


「そっかぁ〜
昨日のタクヤの
暗い原因はそいつか」



「えっ!
私暗かった?」



「うん。
なんかありましたって
顔してたから
すぐに気づいたよ。

どうせタクヤは
誰かに相談したり
弱音を吐いたりしてないだろ?」


「まあね。」



「無理しなくていいやん?」


「えっ?」



「1年も想ってまだ好きなら
もう1回アタックしてみたら?」



「アハハ
向こうにはそんな気はないから…」


「そうなん?
相手は女と続いてんの?」



「…取っ替え引っ替え」



「まじ?最悪な奴!」



「……」



「タクヤは強そうに見えるけど
実はもろいやろ?

塚ちゃん事件でお前を見てわかったよ」


「塚ちゃん事件って」



「あれは事件やろぉ(笑)」



「もうっ」


(^^)\(゜゜)


中1の夏
塚チャンに誕プレを
あげた日を
仲間うちでは
『塚チャン事件』と言われてた


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