記憶―愛してるのサイン―


今、あたしが暮らしてる
家は――
あたしの実の父親の家。

お父さんがあたしを引き取ってくれた。


そして再婚相手の由花さんもあたしを自分の本当の娘かのように可愛がってくれてる。


裕也君はあたしを「お姉ちゃん」と呼んでくれていた。



引き取られた時、出なかった声も直り……。

本当、あたしは幸せだった。
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