記憶―愛してるのサイン―
―epilogue―
夢――
諦めるのは簡単だよね。でも……もう1回叶えるのは難しい。
幸せ――
同じ時間を最愛の人達と過ごす事。
失うのはいつも突然。
最愛の人達と一緒に居た時間を戻す事は不可能。
だから――あたしはいつか別れるその時まで
「愛してる」って叫ぶから。
お父さんが「愛してる」って言ってくれたように。
あたしもいつか最愛の人に言えますように――
《完》