記憶―愛してるのサイン―


相手は……あたしのお母さんだ。


「お父さん……お母さんなんて?」


お父さんはあたしに笑いながら――

「心配するな…大丈夫だから」


そう言ったけど――


あたしは何か嫌な予感がした。
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