白昼夢
白昼夢⑧
それから2ヶ月が経ったとき、未來は思い切って、
『あっちゃん、妹に会ってくれないかな?』
と言ったのである。
いきなり両親はしんどいだろうと思い、妹にした未來だった。
『俺、自分に自信ないから。』
予想外だった答えだった。未來はあっちゃん、背は低めだけど仕事がんばってるし、全然親に紹介しても大丈夫なのに。
と思ったが、未來はそれ以上なにも言わなかった。
未來の仕事に変化があった。
それはパソコンの入れ替えで、以前までのタッチ入力からキーボード入力への変更である。
それに伴いシステムも大幅に変わった。
若かった未來はすぐに覚え、入力作業の責任者になった。
そして給料も少し上がったのである。
このころになると、未來は佐藤になんでも話すようになっていた。家族、友達、仕事。佐藤に会うと1日の疲れが吹き飛んだ。
未來は幸せの絶頂にいた。
また佐藤も未來の変化を楽しんでいた。
『未來ちゃんってスルメみたいだね。だって噛めば噛むほど味がでるんだもん。』
佐藤は笑顔だった。
『スルメ!!』
『嫌ゃ!!』
『あっちゃん、妹に会ってくれないかな?』
と言ったのである。
いきなり両親はしんどいだろうと思い、妹にした未來だった。
『俺、自分に自信ないから。』
予想外だった答えだった。未來はあっちゃん、背は低めだけど仕事がんばってるし、全然親に紹介しても大丈夫なのに。
と思ったが、未來はそれ以上なにも言わなかった。
未來の仕事に変化があった。
それはパソコンの入れ替えで、以前までのタッチ入力からキーボード入力への変更である。
それに伴いシステムも大幅に変わった。
若かった未來はすぐに覚え、入力作業の責任者になった。
そして給料も少し上がったのである。
このころになると、未來は佐藤になんでも話すようになっていた。家族、友達、仕事。佐藤に会うと1日の疲れが吹き飛んだ。
未來は幸せの絶頂にいた。
また佐藤も未來の変化を楽しんでいた。
『未來ちゃんってスルメみたいだね。だって噛めば噛むほど味がでるんだもん。』
佐藤は笑顔だった。
『スルメ!!』
『嫌ゃ!!』