大切な君へ



私は最初
全部君が悪くて
私がずっと苦しめられてた

って思ってたんだ
だからいろんな人に
君の悪口言って

「私は被害者なんだ」

って言いまくってた

君を悪者にして
楽しかったわけじゃない

今考えるときっと私は

君がいろんな人に嫌われれば
誰も君を好きにならないし
君を誰かに奪われる心配はない

って本気で思ってた

でもそれは
君を大切にしてない証拠で
君を傷つけていたんだね

気付くのが遅かった

こんな私を君は
許してくれるのかな?

きっと無理だろうね


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