あなたじゃなきゃダメ...

「ななもたろうに会いたい。

たろうがおらんかったら

ななも寂しいで?」

たろうから送られてきたメ-ルに

保護メ-ルの鍵マ-クをつけた。

つぐの電話が終わり

「なな今からそこの

親戚ん家行かなあかんわ。

ちび等にお年玉渡しに…

ななも連れておいでってゆうてるから

用意して」

別れてるのに親戚に会うのは

気が引けた。

でもつぐの家族を見ていると

温かい人達ばっかりなんだろうなと思い

こんな私でも出迎えてくれる気がして

私も一緒に行く事にした。

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