あなたじゃなきゃダメ...
「なな…何でそんなに優しいねん?
その気持ちは分かる。
なながそうやってゆうてても
家族が大好きで大切なん。
だから心配になるんも分かる。
でもな、そんなんゆうてたら
いつまで経っても
なながしんどいだけやで。
我慢せなあかんねんで。
たまには鬼にならなあかん。
それはみんなの為でもあるんやで。
ななは優しいから
みんなななに甘えてるねん。
だってどっちがお母さんか
分からんやんか~。
俺がゆうんはここまで
決めるのは、ななやで」
海を眺めながら考えた。
自分がどうしたいのか...