あなたじゃなきゃダメ...
「ここがいいです」
すぐに言った。
「この部屋だと妥協しなくて
済みますもんね。
決定でよろしいですか?」
営業のお兄さんに聞かれ
はいと即答した。
そして不動産屋さんに戻った。
それと同時ぐらいに
仕事が終わったたろうが来てくれた。
「たろう~。
いい部屋あったねん。
そこ気に入ったから
その家にする事にした」
たろうに言った。
「良かったな~。
俺も見たかった」
たろうも喜んでくれた。