あなたじゃなきゃダメ...

「今日何時に帰るん?」

続けて聞いた。

「ゆうてる間に帰るわ」

期待してはいなかったけど

少しガッカリした。

欲を言ってはきりがないので

我慢した。

そして歯磨きをしたり

着替えたりして帰って行った。

たろうが帰った部屋に

一人で居たくなくて

さっきまで居たたろうの温もりを

感じると寂しくなるから

私は遊びに出かけた。

そんな事で気を紛らわせていた。
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