あなたじゃなきゃダメ...
同棲
まこと付き合ってすぐ
私の家に転がり込んできた。
日に日に増えるまこの荷物に
少し戸惑ったりもした。
でもなんだかんだで楽しかった。
1つ気がかりだったのは…
私と付き合ってすぐに
まこは仕事を辞めた。
でもすぐに新しい仕事を始めてくれると
信じて疑わなかった。
「おかえり」
今日もまこに迎えられて家に入った。
「ただいま」
初めはおかえりって言われる事が
嬉しかった。
私を待っている人が居る事が…
「今日仕事どないやった?」
まこに聞かれて忙しかったと答えた。
「まこ今日何してたん?」
私が知らない空白の時間を聞いた。
「... 寝てた」
唖然とした。
「えっ!?寝てただけ?
掃除とかもしてないん?」
私は聞いた。
「うん…」
ありえないよ…