あなたじゃなきゃダメ...
「ななごめん。
俺も手伝うわ」
そう言うと横で手伝い始めた。
私はキッチンに立たれるのが
嫌いだったけど
言っても聞かないので
無視してご飯作りを続けた。
こういう時ふいに
たろうと比べてしまう。
でも今隣に居るのは
たろうとは別人。
現実を見なくてはいけない。
まこを受け入れなくては…
だから少しずつ機嫌を直した。
「出来上がった」
今日の夜ご飯が出来上がり
テーブルに並べ2人で食べた。
のんびり過ごし今日も1日が終わる。