あなたじゃなきゃダメ...

「ななごめん。

俺も手伝うわ」

そう言うと横で手伝い始めた。

私はキッチンに立たれるのが

嫌いだったけど

言っても聞かないので

無視してご飯作りを続けた。

こういう時ふいに

たろうと比べてしまう。

でも今隣に居るのは

たろうとは別人。

現実を見なくてはいけない。

まこを受け入れなくては…

だから少しずつ機嫌を直した。

「出来上がった」

今日の夜ご飯が出来上がり

テーブルに並べ2人で食べた。

のんびり過ごし今日も1日が終わる。
< 213 / 359 >

この作品をシェア

pagetop