あなたじゃなきゃダメ...

仕事が終わり家の下で

たろうが来るのを待つ。

たろうの車が私の横に止まって

「お疲れちゃん」

そう言って乗り込んだ。

「行きたい海あるか?」

考えてみたけど

たろうに任せる事にした。

「ほな俺の地元の海行くわ」

ここから海までは1時間ほど。

この時間に私はいろんなたろうを知った。

それと同時にいろんな私を

知ってもらった。

ずっと話していたら海が近づいてきた。
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