あなたじゃなきゃダメ...
「不倫してたってゆうたとこで
どうなってたん?
今ななが不倫してた事知って
まこは何がしたいん?
ななに何を求めてるん?」
私はまこに聞いた。
「別にどうしてほしいとかやないけど
ゆってほしかっただけ」
はっきりしないまこにイライラしていた。
「どうしてほしいとかないんやったら
もっと言い方あったんちゃん?
今問い詰めるのおかしいんやない?
ゆってほしかっただけやったら
ななに不倫した事ある?って
軽く会話の中で聞いてきたら
ななはたろうとの関係
否定するつもりないから
した事あるってゆうてたし」
私の言葉にまこは納得した。
この後まこの機嫌は直り
誕生日は何とか終えた。
これを機にまこの束縛は
ますます激しさを増す。
たろうに対してだけ…