あなたじゃなきゃダメ...

私は何度も何度もキスを落とす。

少しずつたろうの温もりを

思い出しながら…

私が濡れないと言っていた部分に

たろうの手が触れた。

「ななっ!!」

たろうは私の名前を呼んだ。

「たろうが触った時に

ななも分かった…」

私はたろうに言った。

「何でなん?」

たろうに聞かれたけど

分からなかった。

どうしてなんだろう…

「めっちゃ濡れてんで」

たろうに言われて恥ずかしくなった。

そして私を快感へと導いてくれる。

「ななどないしたん?

いつもと違う…」

たろうに言われた。

私は自分でも分かるぐらい

たろうを求めていた。

たろうの感触を確かめるように…
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