あなたじゃなきゃダメ...

まこはまだ帰っていなかった。

最近まこと一緒に居すぎて

1人の時間が全然なかった。

だから久しぶりに家でくつろいでいた。

しばらくするとまこから連絡があり

もうすぐ着くと言われたので

私は部屋の掃除を始めた。

そしてまこの帰りを待った。

「ただいま」

まこが夜ご飯を買って

帰って来てくれた。

2人で食べてのんびりしてから

お風呂に入る。

いつもまこと2人で入っていた。

もうそれすら嫌になっていた。

「1人で入りたい」

私がそう言っても

まこは途中で入ってくる。

その度にいらついたりもした。

そしてお布団に入ると

体を求められる。

わたしはそれも拒否するようになっていた。
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