あなたじゃなきゃダメ...

日が沈んで辺りが暗くなってきた。

「次はイルミネ-ション

見に行こうや」

たろうの提案に頷き

海をあとにした。

どこに行くのかは教えてくれない。

そして着いた先は空港だった。

「ななごめん!

9時過ぎてもうたから

終わったわ」

ここの空港は9時まで

イルミネーションが

点灯されるらしい。

「全然いいで。

連れてきてくれてありがとう」

謝るたろうに私はお礼を言った。
< 25 / 359 >

この作品をシェア

pagetop