愛してる



ていうか美容室の前に停まってるはずの車がない!!



“私はここで何時間でも待ってますから”


って中村さん言ってたくせに


いないじゃん!!


「もぉ〜…」



カバンから携帯を取り出して


─プルプルー



中村さんに電話を掛けた










─プルプルー…ピッ




『はい』



「中村さん!!

待っててくれるんじゃなかったんですか!?」





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