愛してる



「中村は車に乗ってるから見えねぇだろ?

ほら、早くしないと村上が来るぞ」



「え〜」



「ほら♪」


目瞑っちゃってるし…


「軽いキスだからね!?」



「はいはい」



─ちゅっ



唇が触れるだけのキスをした



「これでいい?」



「はっ?今のがキス?中学生のカップルじゃねぇんだから」



「だって…もう村上さん来ちゃうし見られたくないもん」



「見られたっていいじゃん」



「あっ…」





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