白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~
ラブラブ朝食
朝食バイキングは、朝の9時までだった。
目が覚めるともう8時半。
隣でかわいい顔をして眠っている先生を、起こさなきゃいけないのに、起こすのがもったいないくらいかわいい顔。
パシャ
写メの音で、先生は眠りから覚める。
「なおぉ~、隠し撮りしただろぉ」
「先生~おはよ。あのね、もう8時半なんだよ~」
先生は、ガバっと体を起こし、時計を見た。
「やばい!!朝食は、がっつり食いたいのに!!」
急いで用意して、エレベーターに乗る。
あくびをした先生は潤んだ目で私を見る。
「おはよ。今日も愛してるよ」
ひゃぁ~
こんな風に言われたのって初めてじゃない?
エッチなスイッチが入っていない先生から、さりげなく愛の告白。
朝から、胸きゅん……
「何?どした?顔赤いよ」
わかってるくせに。
先生ったら。