白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~
「待てよぉ!直…… これで心配事もなくなったことだし」
車に片手を乗せて、先生がニヤリと笑う。
そうか、そうだったんだ。
最近、先生はあんまりエッチじゃなかった。
私の心を察してくれていたんだ。
あの時と同じ。
おばあちゃんが亡くなった後……
あの時も、先生はそうだった。
「先生!!!!大好き!!!」
「お?どした?逃げてたはずなのに、直が俺を襲うのかぁ?」
車の横にしゃがんで、こっそりキスをした。
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