白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~
私は、眠っている先生の横に寝転んで、先生鑑賞。
「好き」
小さく呟いてみる。
「和人」
まだ照れくさいんだ。
“和人”って呼ぶのは。
「愛してる」
これも恥ずかしい。
昨日の和人は特別だった。
熱い目で見つめたかと思うと、包み込むような優しい目をしたりして。
“子供作る?”なんて突然聞いたくれた先生。
一度でできるとは思えないけど、できているといいな。
この素敵な思い出の場所で子供ができるなんてすごく嬉しい。