白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~



「先生、寝ちゃったの?」



直の膝枕は気持ちが良い。


目を閉じて、俺は心の中を整理していた。




決めた。


神田由利とは会わない。



「な~お」


「なあに?」


「直のここ、好き」





ここ、最高。



俺の奥さんの膝の上。





おでこに乗せられた優しい手も……


たまんねぇ。





この人は、俺が選んだ世界一の奥さん。




だから…… 


俺が守る。







―先生目線END―






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