白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~




酔っ払った先生は、予想通りスイッチONに。



「直ぉぉぉぉ~」



上半身裸になった先生が、私に抱きついてくる。




「先生のエッチぃ」




熱くなった顔を両手で挟み、頭を撫でる。




子供のような無邪気な笑顔の先生が、おでこにチュっとキスをくれた。




「結婚したからぁ~、プレゼントあんまり買えなかったんだけど…… 」



「え?」




結婚したら、プレゼントの値段を下げようねって話したことがあった。


ディナーだけで十分嬉しかったのに。




「今までみたいに指輪とかネックレスじゃないけど…… あれ、見て」




先生が指差したのはベッドルーム。



ベッドサイドのテーブルの上に置かれていた写真たて。





「わぁ~!ありがとう!!オシャレ!!」



「だろぉ~?ここに、ラベンダー畑で撮った写真を入れたらいいかな~って思って、さ」





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