白いジャージ５ ～先生とラベンダー畑～

先生と出会ってから何年だろう。





遠い遠い存在だった先生に恋をして、その恋が実り、彼氏になった。




嫉妬したり、


心配したり、


不安になったり、


泣いたり笑ったりして……






今、こうして隣に先生がいる。







私達の恋愛が正しかったのか間違っていたのか、それはわからない。



でも、ただひとつ言えるのは、一生懸命だったということ。



あの頃も、


今も……



私と先生は、一生懸命生きて、一生懸命お互いを想い合っている。







ラベンダー畑の中で感じた気持ちは、何年、何十年先も、昨日のことのように思い出すことが出来る。