白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~
「先生のばか~」
私は先生のお尻を叩いた。
遠くの方からこっちを見ていた要君は、先生を警戒しながら近付いてくる。
「お前には俺がいるだろぉ。なぁ、輝彦ぉ~!」
また先生が要君に抱きつこうとする。
本気で逃げる要君。
みんなの笑い声が牧場に広がっていく。
最高!!
最高だよ。
大好きな旦那様と、大好きな仲間と……
こんな綺麗な場所で楽しい思い出が作れるなんて!!
幸せ過ぎて泣けちゃうくらいだよ。