白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~




いつのまに!!



上半身裸になった先生が、窓辺のベッドの上で私を見つめていた。



「来いよ。直」



体を半分倒した先生が、両手を広げた。



すぐにでも先生の胸に飛び込みたい気持ちだったけど、先生のセクシーショットに見とれていた。




「直。来いって言ってんのが聞こえないのか?」




怒った口調でそう言った後、優しくにっこりと笑ってくれる。




「捕まえるぞぉ~」



起きあがった先生に、あっと言う間に捕まった。



ぐいっと腕を引っ張られて、力強く体全体を包み込む。




ちょっと乱暴にこうして抱きしめられるときゅんきゅんする。




「本当はな、修学旅行の夜もこうしたかったんだぞ」



「うん。私も……」








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