初めての恋、初めての君
女子っぺぇぇ!!

ってことで

彩乃の所に直行しよっ・・・

あれ?

彩乃が俺の知らない男子と話している・・・


「あっ、春陽!!」

俺は、やきもちを焼いてるみたいだ。

「おぅ、」

「彩乃、誰コイツ。」

はぁ!?俺の彩乃を気安く呼ぶな!!!

「えっと、あたしの彼氏だよ。」
「へぇ~。」
「それがなにか??」

コイツなんか言いたげだな・・・

「あのさぁ、」

ソイツが口を開いた。

「俺、彩乃に彼氏がいたとしてもぜってぇぇあきらめないから」

「そんなことさせねぇーよ。」

「はぁ?」

「春陽??」

「コイツ俺んのだから」

初めてこんな言葉を吐いた。

一瞬にしてなくなっていく言葉。

彩乃は何を思っているのだろう・・・
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