舞え舞え桜
また、というのは、1年前のこと。
~~1年前~~
先生「えーと・・・・・・で・・・・・となるわけだ。
これ、わかるやついるか?・・・それじゃ、祷璃。」
祷璃「はい。」
私はそのころ南椿春岡高等学校の生徒だった。
クラスですごく頼りにされている存在だった。
なのに・・・なのに・・・
~~1週間後~~
來「ちょっとーどいて、そこ。」
來の冷たい一言から、じわじわと私は会話することが少なくなった。
どうしようもできない自分がいやだった。
いっそうのこと、転校しよう。学年が上がるとき、転校しよう。
そうきめたのだった。
そして、3月の下旬。
私は2月に來から「消えて」と言われたきり、誰とも話していない。
もちろん先生とも。
來の子分になったようかに急に態度が変わった。
そして、終業式の後。
奇異「祷璃!!」
奇異がやってきたんだ。
奇異「いままで・・ごめん。向こうでも・・がんばって。」
笑っていってくれたけど、顔がひきつってた。
きっと命令されたんだろう。
私はうなずき去っていった。
もう、あわない、そう決めたから。
祷璃「南椿春岡高等学校1-A羽野瀬祷璃。」
そうこの町で最後に発した言葉だった。
~~1年前~~
先生「えーと・・・・・・で・・・・・となるわけだ。
これ、わかるやついるか?・・・それじゃ、祷璃。」
祷璃「はい。」
私はそのころ南椿春岡高等学校の生徒だった。
クラスですごく頼りにされている存在だった。
なのに・・・なのに・・・
~~1週間後~~
來「ちょっとーどいて、そこ。」
來の冷たい一言から、じわじわと私は会話することが少なくなった。
どうしようもできない自分がいやだった。
いっそうのこと、転校しよう。学年が上がるとき、転校しよう。
そうきめたのだった。
そして、3月の下旬。
私は2月に來から「消えて」と言われたきり、誰とも話していない。
もちろん先生とも。
來の子分になったようかに急に態度が変わった。
そして、終業式の後。
奇異「祷璃!!」
奇異がやってきたんだ。
奇異「いままで・・ごめん。向こうでも・・がんばって。」
笑っていってくれたけど、顔がひきつってた。
きっと命令されたんだろう。
私はうなずき去っていった。
もう、あわない、そう決めたから。
祷璃「南椿春岡高等学校1-A羽野瀬祷璃。」
そうこの町で最後に発した言葉だった。