彼氏
今日は海辺の公園に寄った。

12月の夜の海辺は寒いけど、人通りも少ないから居心地がいい。



ベンチに座って、早速鞄からプレゼントを取り出し、
「お誕生おめでとー!」
と言って吏玖に渡した。


「まじ?開けていい?」

吏玖がプレゼントを開けている間、ドキドキが止まらなかった。


気に入ってくれるか心配で。


けど、吏玖は想像以上に喜んでくれた。

「財布欲しかったし、これ、かなり好きなデザインだし!まじでありがと。」

吏玖の笑顔に本当に財布を選んでよかったって安心した。


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